愧為読書誤一生

ブログという名の読書ノート

2016-12-09から1日間の記事一覧

筒井康隆「霊長類 南へ」

あとがきには最終戦争SFと書かれている。終末SFという言い方もあるが、要するに世界の終わりを描いたものだ。このテーマで書かれた小説は無数にあるのではないか。それほど書きやすいテーマであるのだが、そこは筒井康隆である。ありきたりな内容になる…