室町幕府第八代将軍、足利義政。 兄の早世により、将軍職を継ぐものとして母や家臣連から寵愛を受けて育てられる。 諸大名のお家騒動などのネバネバとした政治に巻き込まれるのを疎んだ義政は、正式な将軍就任前に出家を志すこととなる。家臣は大慌てで側妾…
第三巻は、龍樹(ナーガールジュナ)の主著である『中論』を中心として中観思想が考察されている。 中観思想の根本的な考えは、般若経の「一切は空である」との言葉に表現されている。最高の真実としては、一切のものは空であり、いかなるしるし、つまり言葉…
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